投資は損?得?メリットあれこれ

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投資には様々なものがありますが、実際に投資を始めていない方の中には、「口コミで投資にはリスクがあると聞くし、ある程度まとまった初期費用が出来てから」
「積立NISAとかの評判は聞くけど、もう少し経済の事を勉強してから」
「資産運用の一つとして、老後を考える年齢になってから」
「投資詐欺とかあるんじゃ?」
などと考えてて、敬遠している方も多いのではないでしょうか。

そこで、投資のメリットとデメリットについて考えてみましょう。
投資のデメリットは元本割れのリスク、言い換えれば「投資した金が減る・なくなる」という事でしょう。
なるほど、投資をしないで現金で手元に持っていれば、詐欺や何かで騙し取られでもしない限り、金額が減る事はありません。

でも本当に何も減っていないのでしょうか?
物が値上がりした時、その現金の価値は本当に一定のままでしょうか。

そういう時、投資商品も一緒に値上がりしていたとしたら?
現金だってリスクのある資産なのです。知った上での現金主義なら良いですが、そうでないのなら、少し視野を広げ、投資のメリットについて考えてみても良いかも知れません。

投資先としては、株式投資が最初に思い浮かぶのではないでしょうか。
投資対象が具体的な一つの株式会社ですので、その会社の商品を購入したり、ネットの評判を聞いたり、株主総会に参加して社長の顔を見るなど、事業と収益の形が把握しやすく、自分が何に期待して投資しているかがよく分かるメリットがあります。

また、株主優待として自社商品の詰め合わせやお食事券など、配当金と合わせてかなり良い利回りになる銘柄もあります。
株主優待の評判に関する口コミもネットで簡単に調べられます。

次に投資信託が挙げられます。
預けた資金をプロが運用するものです。
投資先や方針により様々な商品が選べる為、「国債を中心にしたリスク低め」「米国のコンピュータ関係の株式を中心にハイリターンを狙う」など、目的から選ぶ事が出来るメリットは、手数料に見合うだけのものです。

ある意味一番身近な投資は不動産投資かも知れません。副業として物件を買って家賃収入を得る、つまり大家さんですが、これも立派な投資です。

入居者がいる限り安定した収入が得られ、物件を売って投資資金を回収する事も出来ます。リフォームで価値を高める事で、より高い家賃を得るなど、戦略的な運用も可能です。

REITは不動産投資信託です。投資信託の中に不動産投資が含まれたものです。
不動産は実体のある信頼性の高い資産ですが、「すぐには売れない」「通常切り売り出来ない」という取り回しの悪さがあります。これを投資信託商品にする事で、1口の投資額を低くし、流動性を高くし、信頼性と売買のし易さを両立させた商品です。

最近出始めたのは投資型クラウドファウンディングも、投資先として考えられるでしょう。
評判の悪い口コミを耳にする事もあるかも知れませんが、それは個々のプロジェクトの話で、システムとしては問題のないものです。

広く資金を集めるという性質上、小さな初期費用で、副業感覚で投資出来るでしょう。金銭的なリターンを求める以上に、プロジェクト達成への道のりを共に楽しめる体験が、大きなメリットになるでしょう。

どの投資方法でも「投資の対象に対する興味」が得られる事は、共通したメリットです。
「何かに興味を持つ」事は、そのままそれに対する知識が広がる事を意味します。
投資の場合、興味の対象は経済の流れや、お金の仕組み、会社の仕組みなど、社会人に必須の知識に繋がります。
知識を得てから、ではなく、知識を得る為に先んじて投資をする事は、理に適っています。

実感を伴って得られた知識は、投資そのもので得られた金銭的な利益以上に大きなメリットになるのではないでしょうか。